MAXON Cinema 4D Lite)最初に知っておきたいこと
(2019.03.06 更新)
◉Cinema4D Liteとは
「Cinema4D Lite(以後「C4D LT」)」は、MAXON社が開発する3DCGソフトの簡易版です。「AfterEffects(以後「Ae」)」に最初から組み込まれています。制限はありますが結構いろいろできますので、簡単な使い方を紹介してみます。
◉Aeを起動する
C4D LTはAeとセットになっているので、まずはAeを起動します。方法がいくつかありますが、やりやすい方法でまずは起動しましょう。 早い方法は、Macの場合、Spotlight検索で「af」とキーボード打つとおすすめでAeが出てくるので選択して起動します。Winの場合は、Windowsキーを押した後に「af」とキーボードで打つと同様にAeが表示されるので選択するとアプリが起動します。
◉プロジェクトファイルの作成と保存
通常はホーム画面が出てくるので、そこから新規プロジェクトのボタンを押して、新規プロジェクトを作成します。保存場所を聞かれるので保存場所を指定しましょう。ホーム画面が出てこない場合は、メニューバー>ファイル>新規プロジェクト、で同じことができます。
◉ウィンドウを確認
Aeを起動すると、さまざまなウィンドウができてきて戸惑うかもしれません.メニューバーのウィンドウを押すと一覧が見れるので、全体をまず把握できるとよいと思います.パネルという言い方もします。
◉ワークスペースを選ぶ
メニューバーのウィンドウをクリックすると上部にワークスペースと書いてあります。共用のマシンなどでワークスペースが違う場合があるかもしれないので、まずは、「標準」を選択します。
◉プロジェクト(ウィンドウ)を選ぶ
よく利用するウィンドウです。ウィンドウをクリックすると青い線で囲まれます。
◉新規コンポジションを作成
「入れ物」のようなもので、ここに素材をいれて、書き出しをするとムービーができます。新規でコンポジションを作成しましょう。
方法がいくつかあります。
・プロジェクトウィンドウ内で右クリックをして「新規コンポジション」を選択する。★★★
・プロジェクトウィンドウの下にある「新規コンポジションを作成」ボタンを押す。
・メニューバーのコンポジションをクリックして「新規コンポジション」を選ぶ
◉新規コンポジションの設定
ウィンドウが出てきて設定を聞かれます。
・名前を決めて記入する。
・プリセットの「HDTV 1080 29.97」を選ぶ。
・デュレーション(ムービーの長さ)を「0:00:10:00」(10秒)にしてOKボタンをおす。
◉プロジェクトファイルを保存する
このあたりでファイルを保存します。標準で自動保存が機能していると思いますが、トラブルを避けるためにもマメにするようにぜひしてほしいです。パソコンのアプリが急に落ちることは昔からよくあることなので。。。保存する方法は、いくつかあります。
・メニューバー>ファイル>保存を押す
・ショートカットを使う(Macだと「⌘」+「S」。Winだと「Ctrl」+「S」)
*「S」は「Save(保存)」の頭文字と覚えると覚えやすいです。
◉C4Dファイルを作成
プロジェクトウィンドウを右クリックして「新規MAXON CINEMA4Dファイル」を選択。C4D LTが起動します。
◉C4Dでオブジェクトを作成
試しに立方体を作成してみます。Aeに切り替えて反映されてるか確認しましょう。
◉Aeでムービーを書き出し
1.書き出したいムービーのタイムラインを選択して青い枠を表示させる。
2.コンポジション>「Adobe Media Encoder キューに追加」をクリックする。
3.「Adobe Media Encoder」の起動を待つ(結構遅い)。
4.書き出しの設定をして、ムービーを書き出す。