誰がためにキーを打つ

問題解決記録集。

MAとかPAって何なのか。

 

◉MA(エムエー)

映像編集後の音声処理を行うために、昭和41年にNHK技術研究所にて開発された。Multi Audio-VTR(MA-VTR) の名称がMAの略称として今日まで由来している。
(一般社団法人 日本映像ソフト協会 ビデオ用語集より)

www.jva-net.or.jp

日本独自の呼び方のようです。放送向けなどに規定に合うように音声レベルを調整したり、ノイズを除去するなどの仕上げの作業、というイメージで良いと思います。放送系の映像を作る場合は必須の工程ですが、Youtubeなどネットの動画ではここまでやらないことが多いと思うので、音声のレベルが結構バラバラになりがちです.音楽系だとマスタリング(Mastering)という言い方もします.最近はオンラインでマスタリングをするサービスも増えてきたようです.

 

PA(ピーエー)

もともとは,公衆を前にしての演説の意味であるが,演奏会のホールや野外ステージなどで,大勢の聴衆のために音声を拡声すること,あるいはその拡声装置のことを指す。具体的にはマイクやアンプ,スピーカ,ミキシング装置などがあり,大音響を必要とするロックなど,生の声に重きを置かないポピュラー音楽で用いられるのが普通であったが,最近ではクラシックでも,歌劇や声楽のソロ・コンサートなどでしばしば採用されている。
コトバンクブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より)

kotobank.jp

ライブなどのイベントでは必須の工程ですが、「PAさん」みたいに人のことを指すことが多いようです.「PAエンジニア」が正しい言い方と思いますが、人によってライブなどの音の聞こえ方がかなり変わるので、ミュージシャンが気に入ってる人を指定することも多いようです.